幻想怪奇エログロ小説

『 世 紀 末 画 廊 』




<掲載作品> 『エピクロスの肋骨』 宇佐見蓮子の死体は山羊のように腐っていた 『犬狼都市』 「なにが違うんだ。メリーは、ぼくが作ったぼくの姿をした幻を視ていただけなんだよ」 『エロティック革命』 「それではさようなら、科学世紀に取り残される私の鬼子達」 『人形塚』 女の子宮には海がある。 全ての魂は、そこから生まれいずるのだ。 なら。 返りたい。 再び、子供になりたい。 こんな、世界じゃなくて。 雀の囀りを聞いても。 ずっと。 子宮の中で。 ガフの部屋の中で。 眠り続けていたい。 そこで、蓮は自分の首へと鋸をあてがった。 ざ   り と 映 像 が 乱 れ  て  い  く  <秘封倶楽部×澁澤龍彦初期短編集>合同小説 「世紀末画廊」 A5版 64頁 800円 封蝋仕様スリーブケース付き 12月30日 コミックマーケットC83 スペース東-カ13bにて頒布予定